祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

次回放送

#270

2019.11.2放送

三重・志摩市大王町 大王崎わらじ祭

石野英明さん(57歳)

三重県志摩市大王町で300年続く、大王崎わらじ祭。
その昔、海を荒らしていた一つ目の巨人ダンダラボッチを
退散させるために巨大なわらじを作ったことに由来する。
長さ2.5mの大きなわらじを海に流し、
海上安全、大漁を祈願する。
今回の祭人は、定置網漁・漁師の石野英明さん。
毎月1日、獲れた魚を神社に供える石野さん。
自然を相手に生きる漁師たちの暮らし。
古くから、皆の願いが込められたわらじによって守られてきた。
重さ100キロの大わらじ。
担ぐのは、漁業に携わる男たち。
わらじは、大漁旗を掲げた船とともに、沖へ・・・。

※10月26日は特別番組のため放送休止です