祭人魂 毎週土曜 11:25~放送

伝統ある祭に情熱を燃やす「祭人」に焦点を当て、地元に息づく祭の魅力を浮き彫りにする。祭人魂─古から伝わる「祭」。その土地の「人々」の息吹が感じられ、「魂」が脈々と受け継がれていく

次回放送

#308

2020.08.22放送

東海地方の山車文化 後編

東儀秀樹さん

ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」。
多くが中部地方から選出。
中でも愛知県には400輌を超える山車があり、
「名古屋型」「犬山型」「知多型」に分類される愛知県の山車。
地域ならではの特徴があり、それぞれ呼び方も違う。
名古屋市緑区の有松祭りで披露されるのは
名古屋最古の「文字書きからくり」を載せた山車(だし)。
神武天皇が海から上陸した伝説に由来する半田市の
亀崎潮干祭(かめざきしおひまつり)で披露されるのは山車(やまぐるま)。
毎年、祭りを終えるとすべて解体、翌年、イチから組み上げる。
それぞれの地域で受け継がれてきた伝統や人々の思い、
積み重ねた歴史や文化。
雅楽師の東儀秀樹さんが紐解いていく。