2月1日(月)スタート 毎週月~金 ひる1時25分

はじめに

最後の昼ドラは、真実の親子愛を描きます。

明日は涙か、それとも笑顔か。
無情にも断ち切られた親子・夫婦のきずなを、
運命に翻弄されながら紡ぎ直していく、真実の愛の物語。

 今ある幸せが明日もまた続くとは限らない。しかし、たとえすべてを失っても、人間は生きる力だけは失わない。なぜなら、愛する者が一人でもいれば人間は生きていける生き物だから。

 2006年・秋、東京。石原里子(佐藤江梨子)は幸せだった。優しい夫の雄介(宅間孝行)との間に娘の春子が生まれ、義父母の壮一(柄本明)と弘江(岡まゆみ)と希望に満ちた穏やかな生活だった。

しかしある日、里子は夫と娘を同時に失ってしまう―
深い悲しみから生きる希望を失いかけた里子に再び希望の火を灯したのは、必死に生きようと大きな泣き声をあげる赤ん坊だった…。「今日からあなたを春子と呼ばせて…」

10年後、愛知県常滑市…

 里子は、焼き物工房で働きながら、実の子と偽って育ててきた10歳の娘・春子(ほの花)と、不遇な子供時代を支え合った幼なじみの順子(宮地真緒)と慎ましく暮らしていた。死んだと思っていた夫の雄介が、記憶喪失という形で実の娘の春子とともに別人として生きていることも知らずに…

 一方、名古屋。茶道枝川流の家元枝川家では、次期家元のまき(遠藤久美子)、夫の剛太郎、娘のすみれ(舞優)が豊かで温かな生活を送っていた。実はすでに剛太郎は亡くなっており、家元・大造(竜雷太)によって記憶喪失の雄介と入れ替えられていることも知らずに…。ただひとり秘書の照(いしのようこ)はそのことに気づいているのか大造を支え続ける…。

唯一の生きる希望・春子のため懸命に生きる母・里子…
過去の記憶を無くし枝川家でまきの夫として新たな人生を歩まされた剛太郎…
愛するあまり娘・すみれの本当の気持ちに気付けないでいる目の不自由な母・まき…
娘・まきの幸せのためならどんなことでもしようと決意する大造…
嵐のような涙無しではいられない…

親子の絆、夫婦の愛、強烈なエゴ
愛するが故の罪、生きる爽快感、そして無償の温もり。
昼ドラの全てが凝縮されたストーリーがここにある!
毎日続く昼ドラだからこそ楽しめる展開にどうぞご期待ください。

―昼ドラが誕生し51年半。胸躍るお昼のひとときはこれが最後です。―

キャスト

石原(遠藤) 里子(25、35)
佐藤 江梨子
石原 雄介(27、37)→枝川 剛太郎(37)
宅間 孝行
枝川 まき(25、35)
遠藤 久美子
相田 順子(24、34)
宮地 真緒
遠藤 春子(10)
ほの花
枝川 すみれ(10)
舞優

花井 照(50、60)
いしの ようこ
石原 壮一(55)
柄本 明
枝川 大造(55、65)
竜 雷太

主題歌

MONKEY MAJIK
「The Mistakes I've Made」