2月1日(月)スタート 毎週月~金 ひる1時25分

ストーリー

第4週

222日(月)~226日(金)放送

 春子(ほの花)は、本当は大好きでたまらない母・里子(佐藤江梨子)に、強がりとはいえ大嫌いだと言ってしまったことを、10歳の心ながらに後悔していた。母に嫌われたのではないかと泣き出す春子を優しく抱きしめてやるまき(遠藤久美子)。「まきさん、あったかい」春子の純粋な一言は、娘と距離を取ってしまっているのではないかと悩むまきの母としての心にあることを気付かせる。そんなまきが母親としてたくましくなったと喜ぶ大造(竜雷太)は、もうすぐ剛太郎(宅間孝行)がロンドン出張から帰ってくるとまきに告げるが…。
 里子がすみれ(舞優)を連れて枝川家にやってくる。里子は、大嫌いなんて言ってごめんなさいと涙ぐむ娘・春子に、何があってもあなたのことが一番大事だと語りかけ、優しく抱きしめてやる。一方、まきは娘・すみれと真正面から話すことに。私が悪いんですと謝るすみれに対してまきは、自分のために彼女を頑張らせてしまったことを詫びた上、母に気を遣わず自由に生きてくれた方がうれしいと素直な気持ちを告げる。
 春子を実の娘だと偽って育てている里子。これまで覚悟を持って生きてきたとはいえ、10歳になる娘をいまだに学校へ通わせておらず、彼女に友達がいないことが気になってしまう。同じ年頃の友達が欲しいのではないか、友達と一緒に勉強したいのではないか、そう春子に尋ねる里子だったが、「お母さんと一緒に学校を作る」との思わぬ答えが返ってきて…。
 里子が働く常滑焼「宮崎工房」の主人・宮崎(斉藤陽一郎)は依然として納得できる器が焼けずスランプから抜け出せないでいた。そこへ、宮崎の師匠で萩焼の人間国宝・藤村九兵衛(樋浦勉)がやって来る。宮崎の苦悩を即座に見抜いた九兵衛は、宮崎の父親が息子へと遺したという封筒を手渡す。そこには宮崎が今まで知ることもなかった真実が残されていて…。
 そんな中、すみれは児童会長としての初仕事に張り切って取り組む。「のこしたいものつたえたいもの」という児童会主催のイベントの打ち合わせで、すみれは学校の友人で茶道葉山流家元・葉山(ベンガル)の孫である、かえで(春日香音)とその母・加代(深谷美歩)を枝川家に招く。加代は、10年前、当時まきがすみれを妊娠していたとは思えず、すみれはまきの実の子ではないのではないかと、まきを苦しめるような話を始めて…。
 児童会のイベントは、常滑焼をテーマとすることが決まり、すみれたちはイベントに協力してもらおうと里子が働く工房を訪れる。イベントの話を聞いた春子は、陶芸学校を作ることを提案。張り切って学校作りを始める。