- 最終話
- 11月26日 放送
晴之の決意、奇跡を起こすか?
晴之、市議会議員に立候補する
市役所を退職した晴之(田辺誠一)は街中でゴミ拾いをする日々。その姿を見た元部下の原山(内田滋)は、子供に「ゴミおやじ!」と呼ばれる晴之の哀れな姿に声もかけられない。そんな折、倉永家では晴之が離婚を覚悟で裕美(西田尚美)に、市議会議員に立候補したいと相談。驚く裕美だったが、離婚届を破り捨て晴之を応援することに。
晴之、立候補を発表!
市役所に記者会見場の申し込みをしたことで、晴之が市議会議員に立候補することが公になり、市役所の面々は様々な思いに駆られていた。会見当日、汚れた作業服姿で会見場に現れた晴之は、熱意のこもった公約としがらみのない選挙活動を宣言。勝算のないその内容に、集まった記者たちは半ば呆れ顔。それでも、「奇跡を起こしてみせます」と言い切った晴之だったが…。
何か秘策でもあるのか?
原山から見せられた市民相談室の報告書の中に、新たな落書き犯の犯行が記されていた。ひらめいた晴之は、報告書を借りて解読に乗りだす。その頃、晴之の大学の先輩・野添(梨本謙次郎)が、以前、モデルの男性が晴之に似ていると話した自殺防止ポスターがテレビCMで大々的に流れ、結果的に晴之の活動を後押しする形になった。それは、晴之の選挙ポスターの顔と、自殺防止ポスターとが、瓜二つのデザインで…。
奇跡は起きるのか!?
ポスターによって、知名度が徐々に上がる中、晴之は落書きに記されたメッセージを解読。ついに連続落書き犯を捕まえた。新聞記者の八嶋(清水伸)からは、売名行為と揶揄されるが、市民と一緒に町づくりを始めるために当選したいと力強く答える。さらにわに公園で「児童センター建設反対」のプラカードを持って座り込みをしている白銀(木の実ナナ)や市民がのどかな時間を過ごす光景を見ながら、わにのくに市に暮らす全員が町を変える力を持っている、と、晴之は強く決意を新たにした。市議選の結果は?晴之の思いは届くのか?