検査待ちのケースも 名古屋市のPCR検査は限界…県が引き受け呼びかけるも市は応じず 不十分な連携
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない愛知県と名古屋市ですが、両者の連携が不十分です。
30日の記者会見でも、大村知事は「愛知県内の医療体制はひっ迫していない。十二分に病床数はある」と話しましたが、名古屋市の担当者は「ひっ迫している」と話しています。
つまり、県全体では病床数は足りていますが、名古屋市単体でみるとひっ迫しているということです。
またPCR検査についても、名古屋市では検査を待たされ、しばらく経ってから感染が判明するケースが出ています。名古屋市は1日に検査できる検体の数が最大で160ですが、県は市の4倍の検査能力を持っています。
県は、市に検査を引き受けると呼びかけていますが、市はそれに応じていないということです。