迎える新年は、初詣も新しい生活様式。多くの人が訪れる場所であればあるほど、徹底した対策が求められます。

 毎年、正月三が日で230万人が訪れる熱田神宮。密になる状態をできるだけ避けるため、露店の出店を取りやめます。

 さらに1月5日は「新春初えびす」の福熊手と福箕を求めて多くの人が訪れます。実はこれらは以前から予約ができます。熱田神宮では、12月15日まで社務所で予約を受け付けていて、密を避けて受け取って欲しいと案内しています。

 また熱田神宮では、コロナ禍の三が日は出来るだけ地元の氏神様へ参拝してほしいと案内しています。

 そして、今年の三が日で56万人が訪れた三重県の伊勢神宮では、伊勢市が平日の参拝を推奨するキャンペーンを行います。

 1月6日から29日まで「平日伊勢参り」と銘打って、伊勢神宮内宮近くの市営駐車場の無料時間を、通常の1時間から4時間に延長します。また平日に限り記念品を配るなどして、伊勢に来る人の分散を図ります。