岐阜県では21日、新たに89人に新型コロナウイルスの感染が確認されました。また、変異ウイルス感染者が新たに48人みつかりました。

 新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの89人です。

 各務原市や関市の高齢者福祉施設や瑞穂市や中津川市の大学の運動部など、県内では新たに5つのクラスターが確認されました。

 瑞穂市の大学の運動部で確認されたクラスターでは、感染が判明した部員9人のうち8人が、5月11日に部員の自宅で行われた食事会に参加していたということです。

 21日は大垣市の80代男性が亡くなったことも発表され、県内の死者は149人になりました。

 また、これまでの患者の中から48人に変異ウイルスの感染がわかりました。

 病床使用率は20日時点で73.1%となっていて、県の担当者は「中濃地域の医療提供体制は相当厳しい状態になっていて、一般医療を止める一歩手前まで来ている」と話しています。