法律で禁止されている馬券の購入に関わった疑いで警察の捜査を受けている岐阜県の笠松競馬の調教師と騎手のあわせて4人が、8月1日に引退したことが分かりました。

 笠松競馬に所属する調教師と騎手3人のあわせて4人は、競馬法で禁止されている馬券の購入に関わった疑いで今年6月、警察から自宅や厩舎の家宅捜索を受けていました。

 調教師や騎手の免許の交付をする地方競馬全国協会によりますと、4人には免許の更新日にあたる8月1日付けで新たな免許が交付されず「引退」扱いになったということです。

 協会は4人の免許が更新されなかった理由や経緯については「警察の捜査が途中のため細かいことは申し上げられない」としています。