お盆休み3日目、新型コロナウイルスの影響で10日も、交通機関に目立った混雑はありません。

 東海道新幹線の自由席の乗車率は、午前6時・新大阪発東京行きの「のぞみ200号」の30%が最高で、指定席には空席もあり、目立った混雑はありません。

帰省客:
「兵庫です。(前に)帰ったのが半年ぐらい前の年末なんで、このぐらいで一回帰っとかないと。コロナでいろいろ言われているので不安ではあります」

別の帰省客:
「大阪に住んでいるんですけど、実家はこっちなんで帰ってきてたんですけど、これから戻る。帰省するかは悩んだんですけど、ちょっと帰ろうかなと思って」

 また、高速道路も午前11時半現在、目立った渋滞は起きていません。ネクスコ中日本は、新型コロナウイルスの影響で、交通状況の予測が困難だとして、渋滞予測を発表していません。

 一方、名古屋市千種区の平和公園では、朝から家族連れなどがお盆の墓参りに訪れ、ホオズキなどの花を供えて、線香をあげたあと、手を合わせていました。

墓参りに来た人:
「コロナなんですいてるかなと思ったんですけど、意外と来てらっしゃるなという感じ」

住職:
「お参りの人が減るということはないと思いますよ、お墓に限ってはね。子供さんは今日はあんまり一緒じゃないですね」

 読経をあげる僧侶は炎天下のなか、マスクやマウスガードをつけるなど新型コロナ対策をして、次々とお墓をまわっていました。