お盆に仏前などに供える菊の花が愛知県碧南市で、出荷の最盛期を迎えています。

 碧南市では、隣接する安城市と合わせて9戸の農家が菊のハウス栽培をしていて、お盆で需要が増えるこの時期に出荷のピークを迎えます。

 農業用ハウスでは、農家の人が開花前の白い菊を1本ずつ丁寧に切り取って行きました。

 今年は梅雨の長雨の影響で生育が心配されましたが、8月に入ってからは天候も安定し、作柄は良好だということです。

 菊の収穫は13日まで続き、東北や関東方面の市場などへ出荷されます。