
国土交通省中部地方整備局の堀田治新局長が21日、就任会見を開き「国際競争力のある地域づくりに邁進する」と抱負を述べました。
中部地方整備局の堀田治新局長:
「今年は東海豪雨から20年の節目に当たる。安全・安心で豊かで国際競争力のある地域づくりに邁進することに尽きる」
堀田新局長(58)は1989年に当時の運輸省に入省し、港湾局計画課長や大臣官房技術参事官を経て7月21日付で中部地方整備局の局長に就任しました。
会見で堀田新局長は7月の九州を襲った豪雨などを念頭に「豪雨災害は想定できない事象が発生している。いかに被害を小さくするか地域一体となって対策を進めていく」と述べました。
また、「鵜の首」と呼ばれる川幅の狭い部分の氾濫が懸念される、愛知県豊田市の矢作川の川幅などを広げる事業については「10年後ぐらいを目標に完成させたい」と説明しました。