愛知県が岡崎市内の病院を新型コロナウイルス治療の専門病院に転用することについて、地元住民を対象にした説明会が開かれました。

 愛知県は岡崎市立愛知病院を県に移管し、新型コロナウイルスの中等症患者や軽症の高齢者を専門に治療する病院として開設することにしています。

 説明会には地元の住民の代表ら40人ほどが参加し、県の担当者が地域に感染を広げないための対策として、患者は入院の際、病院が用意した車などで来ることや、入院患者が外に出ないよう管理するなどと説明しました。

地元の男性:
「感染症の方がみえると、自分たちもうつらへんかと心配がある」

別の男性:
「よく理解できて安心できましたね」

 県は、現在入院している患者をほかの病院に移すなどし、10月15日の運用開始を目指すとしています。