新型コロナウイルスの対策を踏まえて災害時に避難所を開設する訓練が24日、愛知県長久手市で行われました。

 長久手小学校の体育館で行われた訓練には、市の職員およそ30人が参加し、新型コロナの感染対策を取り入れた避難所の開設や運営の流れを確認しました。

 受付では、避難してきた住民の体温を測って紙に体調を記入してもらうなどして、感染症の疑いがあれば他の避難者と隔離する振り分けをしました。

 また、人との接触を防ぐため段ボール製のベッドや間仕切りを組み立てたほか、職員はフェイスシールドやガウンを実際に装着して安全に脱ぐ手順を確かめました。

 長久手市では9月以降、住民も参加して同様の訓練を実施するとしています。