三重県南伊勢町で、新型コロナウイルスに配慮しながら大津波に備えた防災訓練が行われました。

 訓練は「南海トラフ」を震源とする震度6強の地震が発生し、南伊勢町の沿岸部に10メートル以上の津波が到達した想定で行われました。

 海抜12メートルにある古和浦地区では、防災無線で避難が呼びかけられると、マスクをした住人らが高台にある公民館に歩いて移動していきました。

 今回の訓練は新型コロナ感染対策として、住人らが天気に関係なく傘をさし、住人同士が距離をとりながら参加していて、避難経路や避難所までの所要時間などを確認していました。