愛知県豊橋市が、新型コロナウイルスの感染を巡る誹謗中傷から市民を守る条例を制定します。

 豊橋市の佐原光一市長は7日の会見で、新型コロナの感染者や医療従事者への嫌がらせなどが各地で相次いでいることから、誹謗中傷などから市民を守る条例案を12月市議会に提案する意向を明らかにしました。

 条例では誹謗中傷に関して罰則などは設けない方針ですが、条例を制定することで理念を市民に知ってもらい、対策への協力を呼びかけたいとしています。

 7日の会見では、新型コロナに感染して自宅で療養している人に対し、10月1日から弁当を配達する事業を始めることも発表しています。