三重県では8日、新たに8人に新型コロナウイルスの感染が確認されましたが、うち7人がクラスターになっている鈴鹿厚生病院の患者や看護師でした。

 また、この病院の入院患者で50代の男性が7日に死亡し、その後陽性とわかったということです。

 新たに感染が確認されたのは鈴鹿市などに住む50代から70代の男女8人です。

 このうち、男女7人がクラスターになっている鈴鹿厚生病院の入院患者や看護師で、50代の男性看護師2人は一度陰性が確認されていましたが、発熱などの症状が出たため再びPCR検査をしたところ、陽性が判明しました。

 この病院での感染者は患者や看護師などあわせて48人になりました。

 また、鈴鹿厚生病院に入院していた50代の男性患者は、最初の検査では陰性で、6日の夜に39度台の高熱が出たため、7日に再検査しましたが死亡し、その後陽性が判明したということです。

 新型コロナウイルスでの三重県内の死者は4人目になります。

画像:NIAID-RML