名古屋市が来年度に運営を一時休止する港区のレジャープール「サンビーチ日光川」について、早くて2024年度から新たな施設に生まれ変わる方針です。

 名古屋市は港区の日光川河口にあるレジャープール「サンビーチ日光川」について、老朽化や入場者数の減少を理由に来年度一時運営を休止することを決めています。

 市は9日開かれた市議会の土木交通委員会で「今後もレジャープールとして存続すべきか検討したい」として、10月市民に対し「どのような施設が必要か」アンケートを行うことを明らかにしました。

 アンケート結果は11月にとりまとめ、民間事業者の参入意欲の調査などにつなげるということです。

 市は2023年度にも運営する民間事業者の公募を行う予定で、早くて2024年度から新たな施設として生まれ変わるということです。

「サンビーチ日光川」は1994年の開業以来名古屋のワイキキとして親しまれてきましたが、老朽化した設備の大規模修繕に25億円程度かかるなど問題も多く、市は来年度をもって一時運営を休止し今後の活用策を検討するとしていました。