自民党の総裁選、9月14日の両院議員総会で投票が行われますが、岐阜市の中学校では各候補者の政策などを分析したうえで、生徒が実際に投票をする模擬総裁選が行われました。中学生は新総裁に一体、誰を選んだのでしょうか。

 11日、岐阜市の岐阜大学附属小中学校の中学3年生の授業として行われた「模擬自民党総裁選」。

 選挙権のない中学生にも、社会や政治について身近な問題として考えるきっかけにして欲しいと企画されました。

 まず、生徒らはタブレット端末を使って各候補についてリサーチ。それぞれが主張する政策や人柄などについて項目別にグラフにまとめていきます。

 中には候補者のツイッターから情報を収集する生徒も…。

ツイッターでリサーチする女子生徒:
「その人が世の中・国民に発信しているから」

菅候補についてリサーチする女子生徒:
「この人が持続化給付金を最大200万とかやってるけど、財政的に大丈夫なのかなと思って…」

 このあと生徒らはタブレット端末で投票。その結果、生徒らは新総裁に菅官房長官を選びました。

菅候補に投票した女子生徒:
「人柄とかでいったら菅さんの人柄がいいなと一番思ったので」

石破候補に投票した男子生徒:
「石破さんはコロナのことも考えているけど、北朝鮮の拉致問題とかそういうところも考えているので期待したいです」

 実際の自民党新総裁は9月14日の両院議員総会で選出されます。