災害時に高齢者や子供の生活支援にあたる介護士などの専門チーム「DWAT」が三重県にも発足しました。

 三重県庁で開かれた発足式には、今回認定を受けた県内の45人を代表して介護士や保育士らが出席し、「相手を尊重し、人と人とのつながりを深めていきたい」と語りました。

 災害派遣福祉チーム「DWAT」は、東日本大震災がきっかけで始まった国の制度で、研修を受けた介護士や保育士が被災地へ派遣され、主に避難所で支援にあたります。

救護施設・長谷山荘の高山さん:
「コロナの話ですと、物資が届くのかどうか、マスクにしてもアルコールにしても。何が起こるか分からないですし、普段とは全く違う生活が待っていると思わないといけない」

 三重県のDWATは5人1組で、今後災害が起きた自治体からの要請に基づき被災地へ派遣されます。