名古屋市は、導入を目指す新たな交通システム「SRT」の走行試験を、10月中旬にも連接バスを使って実施します。

 SRTは名古屋市が導入を目指す新たな交通システムで、リニア開業にあわせ名古屋駅から名古屋城、栄、大須を巡るルートで開業する計画です。

 名古屋市は16日の市議会でSRTの車両が支障なく通行できるかなどを確認するため、サイズがよく似た連節バスを使って走行試験をする考えを示しました。

 10月中旬をめどに名古屋駅と栄の間を1日2往復走らせるということです。

 新型コロナの感染状況を踏まえ、走行試験の連節バスに市民は乗車できませんが、走る様子を見てもらうことでSRT導入の機運を高めたいとしています。

※画像は名古屋市提供