9月中旬から強い毒をもつヒアリが相次いで見つかっている名古屋港の飛島ふ頭。環境副大臣が現地を視察です。

 名古屋港の飛島ふ頭では、9月12日と15日に合わせて700匹ほどのヒアリが見つかり、さらに23日には同じ敷地内で女王アリ数十匹を含む1000匹以上が見つかっています。

 1日は笹川博義環境副大臣が発見場所となった倉庫周辺を視察し、担当者から今後の対応などについて説明を受けました。

笹川環境副大臣:
「環境省とすると、これだけの女王アリが発見されたということは非常に重く受け止めて、拡大防止に努めなけらばならない。発見をしたらすぐ連絡をしていただきたい。見逃さないでほしい」

 周辺には殺虫剤が散布されるなど対策が進められていて、環境省と愛知県などは今後、飛島ふ頭全域を対象に調査することにしています。