愛知県の市町村別人口は、1位名古屋市、2位豊田市、3位岡崎市で、それに続くのが一宮市です。一宮市は、来年春から「中核市」となることが決まりました。

 来年4月1日から「中核市」とする政令が14日交付された一宮市。中核市は国の指定を受けた人口20万人以上の都市で、一宮市は全国で61番目、愛知県内では豊田、豊橋、岡崎に次ぐ4つ目となります。

25年住む男性:
「いい街になっちゃったよね、ほんと。この辺ものすごい発展したような気がする。私が来た頃から、こういうビルが建ち始めたんだ」

80年住む男性:
「田舎の方もね、順番に家ができてきて、やっぱり名古屋に近いから」

 名古屋まで電車で15分あまりと、ベッドタウンとしても発展してきた一宮市。さらに平成の大合併もあり、現在は人口もおよそ38万人と、尾張地域では名古屋に次ぐ都市となっています。

一宮市中核市移行推進課の担当者:
「(市政施行100年の)節目の年に尾張地区の拠点として、中核市・一宮ということで多くの方に一宮市を愛していただけるような街づくりを目指していきたいと思っています」

 中核市となると、福祉や教育など様々な分野の、県が担っていたおよそ2200の業務が市で可能に。より市民に寄り添ったスピーディーな行政が期待されます。