三重県は15日朝、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、感染者が多く出ていた首都圏や愛知県などの繁華街への移動自粛の要請を解除すると発表しました。

 対策本部会議で、鈴木知事はこのところ新たな感染者や入院患者の数などがいずれも県の指標を下回っていることを受け、感染者が多く出ていた首都圏や愛知県などの繁華街への移動自粛などの要請を15日で解除すると発表しました。

 要請は徐々に感染が再拡大した今年7月28日から県内に出されていて解除されるのは79日ぶりです。

 鈴木知事は「経済を止めるような要請は解除するが、日ごろの生活の中で感染防止対策への協力をお願いしたい」と県民に呼びかけています。