名古屋市営地下鉄の鶴舞線の列車が駅で50メートル以上オーバーランしました。運転士は「ぼーっとしていてブレーキをかけ遅れた」と話しています。

 20日午前10時半過ぎ、名古屋市中区の市営地下鉄鶴舞線・上前津駅で、上小田井発赤池行きの列車が本来の停止位置をおよそ54メートル通り過ぎて停車しました。

 列車はバックして本来の停止位置に戻り、利用客が乗り降りした後およそ1分40秒遅れで運転を再開しました。

 オーバーランした当時、列車にはおよそ200人の乗客がいましたが、ケガはなくまた他の列車のダイヤへの影響もありませんでした。

 列車の男性運転士(43)は、「ぼーっとしていてブレーキをかけ遅れた」と話しているということです。

 名古屋市営地下鉄でのオーバーランは今年度に入って6回目です。