名古屋市は28日、新たに27人に新型コロナの感染が確認されたと発表しました。

 感染が確認されたのは、10歳未満から90代までの男女合わせて27人です。

 30代女性の福祉施設の職員は、既に感染が確認されている80代女性の利用者と接触がありました。この施設では他にも90代女性の利用者の感染も判明しました。

 また、愛知県警北署の留置所に留置されている40代男性は、25日に別の留置されている男性に感染が確認されたことから検査したところ、陽性と判定されました。

 27人の大半は市内の診療所の検査で感染が判明していて、市の担当者は、「体調を崩しやすい季節になり、今後もかかりつけ医を受診した患者に新型コロナへの感染が判明するケースが増えるのではないか」と話しています。

 28日はまた、医療機関に入院していた高齢の感染者の死亡も発表されました。名古屋市で死亡した感染者は60人になりました。