三重県では18日、新たに17人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。三重県の1日あたりの感染者が15人を超えるのは9月5日以来74日ぶりです。

 感染が確認されたのは、津市や桑名市などに住む10代から60代までの男女17人です。

 このうち、津市の20代の大学生は11月14日から倦怠感の症状が出始めていて、発症前日にアルバイトや友人とスポーツをしていたため、県は友人18人を濃厚接触者としてPCR検査を進めています。

 ほかにも、名古屋市の感染者と関西地方に旅行した鈴鹿市の20代の会社員の女性や、医療・介護施設に勤務する桑名市の50代の看護師の女性に感染も確認されていますが、いずれも検査を受ける接触者などは数人にとどまっています。

 一方、17日に感染が発表された四日市市の男性と同居する40代の妻や10代から20代の子供4人は、濃厚接触者として16日にPCR検査を受け、家族全員の感染が確認されました。

 四日市市では60代の製造業の男性が10日から37度台の微熱が続いていて、9日から12日にかけて出勤したため、会社関係者24人が接触者として検査を受けることになっています。

 三重県の感染者はこれで637人になりました。