中央自動車道をまたぐ橋の耐震補強工事で、ひび割れなどの施工不良が見つかった問題で、工事を発注したNEXCO中日本が謝罪しました。

NEXCO中日本の宮池社長:
「当社の施工管理、あるいは検査体制が不十分だったと言わざるを得ず、お客様や国民の皆様の信頼を失いかねない重大な事態。深くお詫び申し上げます」

 NEXCO中日本の宮池克人社長は25日の会見で、東京都日野市や調布市の中央道をまたぐ「緑橋」など3つの橋の橋台で、鉄筋不足やひび割れなどの施工不良が見つかった問題について謝罪しました。

 橋の工事はNEXCO中日本が、耐震補強のため福岡県の業者・大島産業に発注していたもので、すでに工事のやり直しに着手しています。

 NEXCO中日本は外部の有識者らによる委員会を設置し原因を調査していて、12月中には中間報告を公表したいとしています。

※画像はNEXCO中日本提供