名古屋市は再来年度中に予定していた小・中学校の全児童・生徒へのタブレットPC配備を1年前倒します。

名古屋市教育長:
「1人1台のタブレット端末を、1日でも早く子供たちの手に渡るようにする」

 名古屋市は1日の市議会本会議で、市立の小中学校などにタブレットPCを児童・生徒に1人1台、あわせておよそ16万台を、来年度中に配備する方針を明らかにしました。

 国は新型コロナの影響で休校が続くことを懸念し、今年度中にタブレットPCを配備することを目標として、自治体に補助金を出しています。

 文部科学省によりますと、全国およそ1700の自治体のうち多くが今年度内に配備する中、これまで名古屋市を含む7つの自治体は、来年度以降になる見通しを示していました。

 名古屋市は業者に交渉するなどして、配備する時期を早めたいとしています。