三重県紀北町で、正月飾りなどに使われる「葉牡丹」の出荷作業が最盛期を迎えています。

 白や紫など色鮮やかな葉牡丹。アブラナ科の多年草でキャベツの一種ですが、幾重にも重なる葉の姿が牡丹の花に似ていることから、この名前が付けられたといわれています。

 紀北町古里の園芸店では、花の少ないこの時期に門松などの正月飾りにも使われるため、出荷のピークを迎えています。

 今年は11月から朝晩冷え込む日が増えたため、出来は良いということで、12月末までにおよそ1万株が地元のホームセンターなどに出荷されます。