門松にも使われる縁起物の竹をテーマにした展覧会が名古屋で開かれています。

 まっすぐ成長する竹を人間の理想の姿と重ねて描かれた掛け軸。名古屋市東区の徳川美術館では、常緑で生命力が強く、清らかさや繁栄の象徴として考えられてきた竹をテーマにした展覧会が開かれています。

 タケノコが描かれた茶碗からは、竹が日本人の生活と古くから関係が深かったことがうかがえます。

 徳川美術館は「大変な世の中だが、強靭な竹をみて頑張って生きていこうと思ってもらえたら」と企画したということで、1月31日まで開かれています。