職人の技で作られた全国の伝統工芸品を展示・販売する催しが、名古屋・栄のデパートで始まりました。

 くしの歯を「トクサ」と呼ばれる植物の皮を巻いた木で丁寧に磨く職人…。明治時代から続く名古屋市北区の櫛留商店の「つげ櫛」です。

 会場には伝統工芸品を手掛ける東北から九州までの43社が出店しています。藍染めで仕立てた鮮やかな色合いのコートや、1200年以上の歴史を持つとされる金属工芸・象嵌のアクセサリーなども展示・販売されています。

 この催しは1月18日まで、名古屋三越栄店で開かれています。