新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東海道新幹線での酒の販売が休止されることになりました。

 JR東海は東海道新幹線の車内での酒類販売を21日から当面の間休止すると発表しました。JR東海は新型コロナの感染拡大を受け「お客様に酒類を積極的に販売すべきではない」と判断したとしています。

 一方で、新幹線車内での飲酒そのものは禁止しないとしていて「周囲のお客の迷惑にならない範囲でお願いしたい」と説明しています。

 また、緊急事態宣言が愛知県や岐阜県などにも拡大された1月14日から19日までの東海道新幹線の利用客は、前の年の同じ時期に比べ79%の減少となりました。

 ただ、1回目の緊急事態宣言が出されていた去年4月と5月はいずれも90%の減少で、その時をやや上回る利用水準となっています。