55年ぶりに保守分裂となった岐阜県知事選挙は、現職の古田肇さんが当選を確実としました。県政史上最多となる5期目に入ります。

 当日の出口調査、事前の情勢や各陣営への取材の結果、現職の古田肇さん(73)が、自民党県議団幹部らが支持した江崎禎英さん(56)らをおさえて当選を確実としました。

 大半の自民党国会議員らの支援を受けた古田知事、選挙戦では公務を優先し新型コロナ対応などの実績をアピールしました。

 古田知事は県政史上最多となる5期目に入りますが、今後は新型コロナ対策に加え、県政を円滑に運営するため、選挙で対立した自民党県議団幹部らとの関係をどう改善していくか注目されます。