三重県では26日、新たに33人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。また、市立四日市病院で新たなクラスターが認定されました。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市に住む10歳未満から80歳代の33人です。

 鈴鹿市や四日市市の30代から70代までの男女6人は、クラスターが発生した鈴鹿中央総合病院の看護師と入院患者ですが、このうち3人はこれまでに多数の感染者が出ている整形外科病棟とは別の病棟の入院患者でした。

 県は整形外科病棟以外にも感染が広がっているとみて、別の病棟の入院患者など80人ほどのPCR検査を進めています。この病院での感染者はこれで55人になりました。

 市立四日市病院では看護師や入院患者新たに7人が陽性とわかり、病院での感染者が10人になったことから、県内35例目のクラスターになりました。感染が2つの病棟に及んでいることから、県と市が検査が必要な接触者などを調べています。

 三重県の26日時点の病床使用率は60.8%ですが、134人が入院調整中です。感染者は2045人になりました。