食べる時に大きな口でかぶりつくと、目を見張った顔つきになることからその名がついたといわれる「めはり寿司」。そのめはり寿司に使う高菜の漬込み作業が、最盛期を迎えています。

 三重県熊野市飛鳥町の「飛鳥たかな生産組合」では、連日朝早くから農家の人たちが高菜に塩を混ぜながら樽に付け込んでいます。

 めはり寿司はピリッとした辛味が人気の郷土料理で、食べる時に大きな口でかぶりつくと、目を見張った顔つきになることからその名がついたといわれています。

 12月からの厳しい冷え込みの影響が心配されましたが、独特のほどよい辛味のある高菜漬けになりそうだということです。

 出荷作業は4月末まで続き、地元の道の駅やスーパーなどで販売されます。