東京オリンピックの聖火ランナーをロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが辞退したことを受け4日朝、愛知県犬山市の市長は「決断を尊重したい」と話しました。

 ロンブーの淳さんは「城マニア」として知られ、犬山観光特使に就任するなどしたことから、聖火ランナーとして犬山市を走る予定でした。

 しかし、組織委員会の森喜朗会長が「東京オリンピックは新型コロナがどんな形でも開催する」、聖火リレーの密を避けるため「有名人は田んぼを走ればいいんじゃないか」と発言。

 これに対し淳さんは、3日に自身のYouTubeで「農家の方々にも失礼」「タレントは身を引くべき」などとして、聖火ランナーを辞退することを明らかにしました。

犬山市の山田市長:
「淳さんが辞退という決断をされる理由は色々の経緯があったかとは思うんですが、決断に至ったことについては犬山市として尊重したい」