覚せい剤など違法薬物の密輸が、新型コロナの影響で名古屋税関の押収量は9割以上減少しまし。

 名古屋税関の管内では去年1年間に、覚せい剤や乾燥大麻などの違法薬物の密輸があわせて10件摘発されました。

 この摘発件数は、17年前に現在の統計方法となって以降最も少なく、その押収量は10件であわせておよそ8キロと、前年より9割以上減少しました。

 新型コロナの感染拡大に伴い、中部国際空港に入国する旅客数が大幅に減少したことが要因で、密輸量そのものも減少しているとみられています。