三重県では3月1日、新たに4人に新型コロナウイルスへの感染が確認されました。

 感染がわかったのは、津市や鈴鹿市に住む60代から80代の男女4人です。

 このうち津市の70代と80代の男女3人は、クラスターになっている介護老人保健施設つつじの里の入所者で、2月17日のPCR検査で陰性が確認されていましたが、その後も感染者が出たことを受け再検査をしたところ、3人の陽性が判明しました。

 この施設での感染者は32人になり、県は念のため、職員およそ80人も改めて検査をするということです。

 ほかにも、同居する家族が感染した鈴鹿市の60代の男性会社員に感染がわかっています。

 三重県の1日時点の病床使用率は31.6%で、感染者は2518人になりました。

 鈴木知事は1日の会見で「間違いなく改善傾向がみられているが、介護施設での感染が続いているので、様子をしっかり見ていくことが大事」としています。