
東海道新幹線車内の電光掲示板が、コロナの時代に心温まるメッセージしてとSNSで称賛の声が相次いでいます。
普段はJR東海からのお知らせや、企業の広告などを文字で流していますが、今は次のようなメッセージも発信しています。
<電光掲示板のメッセージ>
「皆さまの大切な『会いに行く』をお支えするため、今日も新幹線は走ります。トンネルを抜ければ、あの笑顔。ともに乗り越えましょう。新幹線に携わるすべてのスタッフより」
長引くコロナにより続く我慢の日々を、いつか出口にたどり着く「トンネル」に例えた粋なエール。
面会や移動の自粛が呼びかけられる中、大切な用事で新幹線を利用した乗客を元気づけたいと、JR東海が3月5日に流し始めて以降、SNS上で賞賛の声が上がっています。
<SNS上の投稿内容>
「泣けてくる。会いたい人に会いに行ける日が早く戻りますように」
「東海道新幹線、やだ…イケメン…」
「『会いに行く』を支える、グッとくるなぁ」
メッセージを流す期間は未定ですが、これから「大切な人」に会いに新幹線に乗った時、目にすることがあるかもしれません。
ちなみにJR東海では「お忘れ物チャットサービス」が始まっていて、駅や列車での忘れ物の照会を24時間自動で対応。
JR東海のサイトから、忘れた場所や忘れ物の特徴などをチャット形式で1つ1つ回答すると、忘れ物の保管データと自動で照合して、それらしきものが届いているか、その場で返事が来ます。
その後メールアドレスを登録すれば、担当者が詳細を確認してメールで回答してくれるということです。
※画像と動画の一部はJR東海提供