満開の桜の下で記念写真を撮る、晴れ着に身を包んだ若者たち…。25日、卒業式を迎えた名古屋大学の学生たちです。

 例年だとチラホラと咲く桜が、今年は卒業式の日に満開を迎えました。卒業生を祝うように咲く桜ですが…。

(リポート)
「すでに式は始まっていまして、彼らは順番待ちです。密を避けるため、時間を分けて開催しています」

 新型コロナの感染防止対策として、学部で式の時間を分けて開かれました。

 松尾清一総長から、学生の代表が卒業証書に当たる学位記を受け取り、その様子はリモート参加のために別の会場に設置されたモニターにも映し出されました。

卒業生:
「久々に集まれたので、すごくよかったです」

別の卒業生:
「名古屋大学の卒業生として、恥ずかしくないように立派にやっていきたいと思います」

 新型コロナの影響を受け、異例の学生生活を送った若者たち…。25日に名古屋大学では、学部生と大学院生合わせて4047人が学び舎を後にしました。