ナチスの迫害から逃れようとするユダヤ人への「命のビザ」で知られる外交官・杉原千畝。少年時代を過ごした名古屋市瑞穂区に銅像が完成しました。

 学生帽をかぶり右手を差し出す少年…。16歳の杉原千畝をイメージした銅像で、意思の強そうな表情が印象的です。

 銅像は名古屋市在住の彫刻家・山本真輔さんが無償でデザインしたもので、少年時代に通っていた旧制中学の跡地にある瑞穂区の中学校に、市が設置しました。

 杉原千畝の少年像は4月11日に一般公開される予定です。