2日、愛知県豊川市の物流会社から交通安全の啓発グッズが県の交通安全協会へ贈られました。

 2日、愛知県警豊川署で行われた贈呈式では、豊川市に本社を置く「タカラ梱包輸送」の池田哲朗社長から県の交通安全協会に、反射材付きのルーペやマスクケースが贈られました。

 公共の道路を使っている物流会社として、交通事故を一件でも減らしたいという思いから、この取り組みは10年以上前から毎年行われています。

 愛知県は、交通事故による死亡者数が2018年まで16年連続で全国ワーストで、2019年からは2年連続でワーストを回避していますが、去年も154人が命をなくしています。

 今年3月末時点では、愛知県内で21人が交通事故で死亡していて、県交通安全協会の日比嘉男豊川支部長は「豊川が県のリーダーとして交通事故を未然に防ぐよう呼び掛けたい」と話していました。

 豊川署は、贈られたグッズを有効活用して、交通安全の呼び掛けていくことにしています。