岐阜県高山市で、カルガモが親子そろってトコトコお引越し。カワイイ姿をカメラが「密着」しました。

 高山市の中心部にある旧高山城「飛騨護国神社」のお堀。池の中で仲良く並んで泳ぐのはカルガモの親子です。

近所の人:
「朝来てみたら、11羽ヒナが生まれて一緒に泳いでいた」

 4日前に卵がかえり、11羽のかわいいヒナが生まれたとのこと。そんなヒナたちの愛らしい様子をみんなで見守ります。しかし、この人気者をじっと見つめるのは人間だけでなく、天敵のカラスやサギも…。

近所の人:
「こりゃ、サギ!(あっちへ)行け!」

 日本野鳥の会によると、親ガモはおそらくお母さん。ヒナたちを連れてお堀の池から道に出ようと何度か試みるものの、人目が気になるのか池に戻ってきてしまいます。しかし、ついにその時が…。

 お母さんの後を必死でついていくヒナたち。一目散に歩くことおよそ5分。300メートルほど離れた江名子川に到着すると、親ガモが先に飛び込みます。

 すると、ヒナたちが「お母さんはどこ?」とパニック状態に…。それでも意を決して次々にジャンプ。無事に川への大冒険を終えました。