愛知県に、12日から3度目の「緊急事態宣言」が発令されましたが、12日朝の名古屋駅前では、目立った通勤客の減少は見られませんでした。

(リポート)
「午前8時半過ぎの名古屋駅前です。今日から愛知にも緊急事態宣言が出されましたが、スーツ姿で出勤する人も多く、人出が減った印象は受けません」

 今回の緊急事態宣言で、政府は「出勤者数の7割削減」を目標に掲げていますが、宣言初日の名古屋駅前では、これまでとほとんど変わらない通勤風景が見られました。

通勤する人:
「(電車の様子は)あんまり変わらないです。宣言が出されたという感じではないです」

別の人:
「テレワークができればいいですけど。一応ルールはあるんですけど、運用はあまりされていないです」

 愛知・岐阜・三重にまたがる国営木曽三川公園では、愛知県愛西市など4か所にある全てのバーベキュー場の利用を休止し、バリケードを設置しました。

 愛知県はバーベキューや路上での飲酒の自粛を求めていて、12日までに県が管理する河川敷などあわせて59か所でバリケードを設置するなどの対策をとっています。