愛知県豊橋市でコロナ禍で苦しむ飲食店を支援しようと、市役所でランチデリバリーの積極的な利用を始めました。

 飲食店の店員がランチデリバリーに訪れたのは豊橋市役所の会議室。コロナ禍で売上が減少する飲食店を支えようと、市役所の職員がデリバリーの積極的な利用を始めました。

 美味しそうなエスニックキーマカレーに、地元で人気魚七商店のから揚げも。市の職員は手作り弁当はやめて、飲食店の人気メニューを部署ごとにまとめて買う姿が見られました。

利用した市職員:
「弁当で注文して支援ができていることはとても嬉しく思います」

 愛知県で3回目となる「緊急事態宣言」。飲食店は時短営業が求められ、客離れが進み閉店する店も出始めています。

 市内の飲食店のテイクアウトやデリバリーの店舗を紹介したホームページ「東三河食べ支えプロジェクト」を市が利用していて、支援の輪を市民にもひろげたいとしています。

カレー店「カルダモン」の大田さん:
「市の方でお弁当を販売する機会を作っていただくというのは、とても助かっております」

 この飲食店支援は5月31日まで続きます。