名古屋市南区のJR笠寺駅前で25日正午前、トイレに行くため運転手が席を離れた市バスが乗客を乗せたまま動き出し、乗用車に衝突しました。

(リポート)
「運転手は乗客が乗ったバスを停め、あちらのトイレに向かいました。その後市バスは運転手不在のまま突然動き出し、駐車場に止まっている車に衝突したということです」

 25日正午前、名古屋市南区のJR笠寺駅前で、運転手が不在の市バスがコインパーキングに駐車していた乗用車に衝突しました。

 名古屋市交通局によりますと、運転手は用を足すために駅前の回転場に市バスを停め、トイレに行っていて、その際に、パーキングブレーキをかけ忘れていたということです。

 市バスには、乗客8人が乗っていましたがケガはなく、衝突した乗用車に人は乗っていませんでした。

 市バスは神宮東門発着で、現場は折り返し地点にあたり、緊急の場合は運転手がトイレを使用することもあるということです。