愛知県の障害者団体が26日に県庁を訪れ、新型コロナのワクチン接種にあたり、障害者への配慮を求める要望書を提出しました。

 要望書では、会場に手話通訳や筆談用具の配置、郵送される接種券に点字を入れることなどを求めています。

愛知県重度障害者団体連絡協議会の入谷事務局長:
「どんな重い障害があっても、安心して接種できる環境づくりをやっていただきたいと思っています」

 障害者の多くは、高齢者の次に接種の対象となる「基礎疾患を有する人」に含まれることから、愛知県も今後対応を検討することにしています。