
インドから愛知県豊橋市の「のんほいパーク」にやってきた3頭のアジアゾウ。一般公開に向け、元気な姿をみせています。
プールでじゃれ合うアジアゾウ。5月「のんほいパーク」に仲間入りしたのは、ココナッツが好物のメスのチャンパカ(10歳)と、やんちゃ盛りのメスのバヴァーニ(5歳)、そして大人しい性格のオスのドローナ(10歳)です。インドから豊橋にやってきました。
飼育実績などが評価され、インドの動物園から寄贈の申し出があったそうで、ゾウたちは5月19日にインドを出発。輸送箱に入った状態で8時間半のフライトをじっと耐え、その日のうち豊橋に到着しました。
豊橋総合動植物園の獣医師:
「海外からの移動はこれまで経験がなかったものですから、長い旅ということで心配はしていたんですけども、エサも食べて元気があるなということで安心しました」
今は約1か月の健康観察期間中ですが、3頭ともよく食べて、よく眠り、健康状態に問題はないといいます。
のんほいパークのゾウ舎は、国内最大級の広さ6000平方メートルで、広いプールも完備。今回3頭が加わったことで、アジアゾウはあわせて6頭に。国内有数の飼育頭数となりました。
豊橋総合動植物園の獣医師:
「ゾウはコミュニケーションをとる動物ですので、そういった姿もご覧いただければいいかなと思います」
新たに仲間入りした3頭は、早ければ6月下旬にも一般公開されるということです。