コロナ禍での選手への負担を理由に、東海地方でも東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの中止が相次いでいます。

　三重県志摩市によりますと、東京オリンピック・パラリンピックに向けトライアスロンのスペイン代表選手ら25人が「志摩スペイン村」周辺でのキャンプを予定していましたが、31日にスペイン側から中止の申し出があったということです。

　スペイン側は「毎日PCR検査を受けなければならないなど選手への負担が大きく、準備に支障をきたす恐れがある」としています。

　このほか三重県内では、鈴鹿市で予定されていたアーティスティックスイミングのカナダ代表の事前キャンプが中止となっています。

　岐阜県は飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアで予定されていた、イギリスとアメリカの陸上チームの事前合宿が中止になったと発表しました。

　岐阜県内ではこれまでに、岐阜市や関市で予定されていたコートジボワール選手団の事前合宿も中止が決まっています。